花粉が体内に侵入するのを防ぐ

花粉が体内に侵入するのを防ぐ

花粉症は、鼻や喉の粘膜に花粉が付着することによってアレルギー症状が起きます。
この花粉を体内に侵入させることを防ぎ、花粉症の症状を軽減する方法があります。一般的な対策としては、外部からの花粉の進入を防ぐことです。

身の回りから徹底的に花粉をブロック!

ご自身が花粉症なら、衣服やカバンなどに付着した花粉はしっかりと落とす方がほとんどでしょう。しかし花粉は目に見えない細かい粒ですから、なんと皮膚にまでくっついて運ばれてゆくのです。そんな体にくっついてしまった花粉を除去する方法も交えて、花粉対策方法を詳しくご紹介します。

マスクを装着する

外出する際にマスクを身につけるのは定番中の定番ですね。現在は顔の輪郭に沿った立体型マスクも登場しています。マスクを身につけるメリットとはなんでしょうか。

  • 外部から風邪の菌や花粉を吸入することを防ぐ
  • 咳・くしゃみで菌を撒き散らさないようにする
  • 保温や保湿をする

数年前のマスクといえば、ガーゼを多重に重ねた構造の長方形マスクが主流でしたが、現在は隙間をまんべんなく覆う立体型マスクが出てきました。立体型のマスクは主に、化粧をする女性を中心に多く利用されています。ガーゼ型のマスクは姿を消しつつあるように思えますが、保湿性にすぐれていることから、立体型と合わせて上手に使い分けているようです。

サングラスやメガネをかける

サングラスやメガネをかける花粉症によって目がかゆくなったり涙が出たりする方は、花粉メガネや花粉サングラスを使って花粉症対策をしています。このメガネをかけると前面からだけでなく、上下や横からの花粉の侵入も防ぐことが出来ます。まるで精密機械工場のようないかついメガネをかけたくないとお思いの方も多いでしょうが、最近では花粉症対策用とは気がつかないほど、非常にファッショナブルなメガネやサングラスが販売されています。

洗顔で花粉を除去する

洗顔で花粉を除去する女性は化粧をしていることが多いため、外出先では簡単に洗顔は出来ないかもしれません。しかし帰宅したら早めに化粧を落とし、顔に付着した花粉を洗い流してあげましょう。お肌を休ませることにもなりますから、洗顔は一石二鳥です。

洗顔で注意すること

肌に付着した花粉を洗い流すには『化粧を落とせばよい』『とりあえずふき取ればいい』ではいけません。逆にお肌を痛めてしまうことがありますから、注意が必要です。刺激の少ない洗顔料をしっかり泡立て、まんべんなく洗顔しましょう。

洗眼で花粉を除去する

洗眼で花粉を除去するこちらでは薬局などで市販されている洗眼液の使用方法をご紹介します。洗眼をすることによって、目に付着した花粉を洗い流すことが出来ます。この洗眼には蒸留水を使用してもかまいませんが、薬局などで販売されている洗眼液を利用すると上手に出来るでしょう。また、洗眼の前に顔を洗っておくと、目の周りに付着した花粉が洗眼液に入ってしまうおそれがなくなります。

洗眼方法
  • 付属のカップに、適量の洗眼液を入れます
  • カップを水平に保ち、顔を下に向けたままカップを目に当てます
  • こぼれないようゆっくりと上を向いたら、瞬きをして洗眼します
  • およそ15秒から20秒洗眼したら、ゆっくり下を向いてカップを離します。

※洗眼のしすぎはかえってよくありません。数回まばたきをしたらすぐに終わりましょう。またそれぞれの取扱説明書をしっかりと読みましょう。

「鼻うがい」で花粉を除去する

鼻うがいで花粉を除去する最近花粉症対策に効果があるとして「鼻うがい」が話題になり、「鼻うがい」用商品が出回ってきました。しかし、普段空気しか通らない鼻を洗浄するなんて、ちょっと怖い気がしませんか?プールで誤って水を飲んでしまったときの、ツーンとした痛みを思い出してしまいます。「鼻うがい」はどのように行うのでしょうか?

「鼻うがい」の行い方
  1. 体温くらいのぬるま湯を200cc用意し、水量のおよそ1%の塩を加えて食塩水の洗浄液を作ります。
  2. 片方の鼻をふさぎ、コップをもう一方の鼻に当ててゆっくりと頭を上げ、洗浄液を流し込みます。この際、呼吸をせずに自然に洗浄液を流し込みます。呼吸をすると喉に液が流れ込み、むせてしまうおそれがあります。
  3. 喉に鼻から流れ出した洗浄液がたまったら、口から洗浄液を吐き出します。どうしても口から出せない場合は、鼻からゆっくり出してもかまいません。
  4. 反対の鼻も同様に行います。

洗浄液と人間の体液の塩分濃度の関係※1%の食塩水は、人間の体液(0.9%)とほぼ同じ塩分濃度になっています。この濃度を守ると、鼻にツーンとくる刺激がなくなり、痛みを感じずに「鼻うがい」を行うことが出来ます。

「鼻うがい」の注意

「鼻うがい」は一時的に鼻の通りがよくなり、すっきりします。その爽快感のために「鼻うがい」を何度も行ってしまいますが、やりすぎないように注意してください。「鼻うがい」は、鼻の粘膜を保護する粘液までも洗い流してしまいます。さらに、ゴミを押し流す役割のある繊毛が、水道水の塩素による刺激で浄化作業を行えなくなってしまいます。そうなると、「鼻うがい」でしか鼻から入り込んだ異物を除去できなくなってしまいます。何でも限度が肝心ですね。

目薬をさす

目薬をさす目がゴロゴロしたときや疲れ目の時、メントール成分の入った目薬を点すとすっきりして気持ちがよくなりますよね。目が不調になるたびに目薬を点したくなってしまいますが、実際目薬はどのように使うのが正しいのでしょうか?

目薬は一回一滴で充分

目薬は眼球に作用しますから、多く点してもこぼれてしまいますし、薬用成分で目元が荒れてしまうことがあります。さらに鼻腔に流れ落ち、喉が不快に感じることもあります。本来、涙さえ出れば目薬は不要です。点した分だけ目を保護する涙が流れてしまいますから、何度も点さないようにしましょう。

目薬の成分

目薬には炎症を抑える成分や、ビタミンなどが含まれます。医療用ともなればさらに用途は大きく変わってきます。花粉症対策として目薬を使用するならば、抗ヒスタミン剤やアレルギー症状に効果のある目薬を選びましょう。

風呂に入る

風呂に入る手を洗ったり、顔を洗ったり…が面倒な場合は、思い切って風呂に入るのが一番です。さらにメリットとして、髪にからみついた花粉を入浴することで落とすことが出来ます。適度に花粉を洗い流したら、ゆっくり湯船につかるのもよいでしょう。浴槽から上がる湯気を利用して、アロマオイルを数滴垂らして香りを楽しむのも効果的です。また、鼻は温めることで鼻詰まりが解消されます。普段焦ってお風呂に入っている方は、花粉症対策としてお風呂を楽しんでみませんか?