花粉症の起こる時期(シーズン)
春になると『スギ花粉飛散情報』というニュースが組まれ、毎日のスギ花粉量を報道していますが、実は花粉はさまざまな植物から年中舞っているのです。日本の花粉症でダントツなのはスギ花粉症ですが、その地域特有の花粉症も存在しています。
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花粉症を発症する植物の季節ごとの移り変わり
春には木々が芽吹き、初夏にはイネ科の植物が花を咲かせ、真夏を過ぎると雑草が生い茂るように、季節によって、花粉症を引き起こす原因となる花粉の種類も様変わりしていきます。
春に起こる花粉症
こちらでは、新暦の3月から5月までの3ヶ月間を春とします。
春の花粉症で代表的なのがスギ花粉ですね。このスギ花粉は、地域の寒暖差によってかなりばらつきがあるものの、ほとんどの地域での花粉のピークは、3月から5月です。地域によっては6月まで花粉を飛ばすようですから、ピーク期が終わっても気を抜いてはいけません。また、タンポポやヒノキも、スギに少し遅れる状態で芽吹いてきますから、春の花粉症はもっとも注意が必要です。その他、終盤にはイネ科の植物が芽吹いてくる時期に差し掛かります。例外として、秋の終わりごろに芽吹いたスズメノテッポウが春になって花を咲かせます。こちらの花粉にも注意したいところですね。
3月に花を咲かせる植物
4月に花を咲かせる植物
5月に花を咲かせる植物
- ハルガヤ
- チモシー(オオアワガエリ)
- ヒメスイバ
- ホソムギ
- バラ
夏に起こる花粉症
こちらでは、新暦の6月から8月までの3ヶ月間を夏とします。
夏はイネ科植物が大量に花を咲かせる時期になり、イネ科植物の花粉症を持っている方はとても辛い思いをする時期になります。6月から開花し始めるのがナガハグサ、ギョウギシバで、夏至を過ぎたころには、ススキやカモガヤなども次第に花をつけてきます。イネ科植物の花粉症は秋まで続きますので、近くの空き地にイネ科植物がたくさん生い茂っていたりする場合は、花粉を家の中に入れてしまわないよう注意が必要です。また雑草の花粉症もこの時期に増えてきます。雑草の中でも一番やっかいなキク科植物の花粉症には細心の注意を払いましょう。
6月に花を咲かせる植物
- ナガハグサ
- ヘラオオバコ
- エゾノギシギシ・ギシギシ
- ギョウギシバ
- ヒロハウシノケグサ
7月に花を咲かせる植物
8月に花を咲かせる植物
- ブタクサ
- イラクサ
- エゾヨモギ
- カナムグラ
- セイバンモロコシ
秋に起こる花粉症
こちらでは、新暦の9月から11月までの3ヶ月間を秋とします。
秋になると、春や夏に比べて花を咲かせる植物は減ってきますが、春から咲き続けている植物の花粉も気になるところです。この時期に花を咲かせる植物は、アシ(ヨシ)やヨモギといった一部のイネ科植物と雑草が目立ちます。
9月に花を咲かせる植物
冬に起こる花粉症
こちらでは、新暦の12月から2月までの3ヶ月間を冬とします。
冬の花粉症というのは聞いたことがないでしょうが、冬の明ける1月中旬から2月にかけて、早い地域ではスギの花粉が舞い始めます。また、一部地域では冬にもかかわらず、ブタクサの花粉によって花粉症の症状に悩まされることがあります。冬も油断せずに、入念に対策をしましょう。
風邪と勘違いされやすい花粉症
花粉症を発症する時期に休みはありません。最初にお話しましたが、くしゃみや鼻水が出るといった症状が、風邪ではなく実は花粉症だったということがあります。もっとも勘違いされやすいパターンは、季節の変わり目から風邪を引いていたと思っていたら、実は花粉症だったということです。外出して帰宅したら、急に頭が重くなったり、鼻水が止まらなくなって一晩寝込んでしまったり…。しかし数日すると症状が軽くなるので、花粉症を風邪と思い込んでしまうのです。こういった症状が出た場合は、風邪の外来ではなく、耳鼻科を診察してみましょう。ひょっとしたら花粉症ではないと思っていたあなたも、花粉症かもしれませんよ?
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